フィリピンのセブ島って海外ノマド的にどうなの?9つの疑問に答えます。

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こんにちは、リンガルボックスの手島(@atsuhio)です。

本日、Girls Nomad Lifeというチェンマイに住むデザイナーの方々が運営されているメディアのことを知りました。僕もソンクラーンの時期(4月)と、コムローイの時期(11月)と2回滞在しましたがチェンマイはとてもオススメです。
ただ、僕の滞在しているセブも海外ノマドの場所としてはタイに負けないと思うので今回は、海外ノマドを考えて居る方が疑問に思いそうなことを先回りして回答していきます!質問については、聞きたいことがあればTwitterで直接メッセ下さい、回答します。また頂いた質問で一般的なものはこちらの記事に追加していこうと思います。

  1. ネットのスピードは十分?
  2. 安全性は十分?
  3. 生活費はどのくらいかかる?
  4. 食事はどうなの?
  5. 日本人コミュニティはどんな感じ?
  6. ナイトライフは?
  7. 休日の過ごし方は?
  8. 英語は通じる?
  9. フィリピンの文化や人はどういうもの?

Q1. ネットのスピードは十分?Wifiの充実度は?

海外ノマドをされる方にとっては、きっと一番気になるのがネットの速度かと思います。これに関して回答すると、フィリピンのネットは一般的に早くないです。しかし、モバイルでのWebはタイや日本ほどではないですがそれなりにスピードが出ます。一ヶ月以上滞在する予定なら、日本企業Ligの運営するいいオフィスや、僕も普段仕事しているITパークと呼ばれるビジネスエリアの「The Tide」や、その付近のA Space Cebuというコワーキングスペースを使うのがオススメです。コワーキングスペースはどこも大体月4000PHP(9000円程度)で利用が可能です。特に「いいオフィス」は場所がすこし中心地とは離れるのですが日本かと思えるほど高速な光回線が配備されています。
また、2017年からフィリピン全土でネットを改善しようという試みが政府主導で行われており、安定度は段々高まっています。例えば、僕の自宅でいうとネット速度は4Mbps程度で安定していてネットフリックスやiFlix、YouTubeなど全てHD動画を問題なく視聴出来ています。(上記の画像は今日測ったのですが、雨のため普段より少し遅めのようです) またリンガルボックスを運営している中でも分かったのですが、最も安定しているのはフィリピン最大のISPであるPLDTなので、部屋を借りる際は、どこの回線を使っているか確認するのがいいかもしれません。

Q2. 安全性は大丈夫?

個人的な意見で言うと、危険な場所に行かないこと、庶民の多いエリアに行くならお金持ちに見えない格好をすること。など基本的なことを守れば危険はないかと思います。

あるとすればせいぜいスリぐらいかと思います。ただ、これも危険な場所に行かないようにして、また鞄は前に持つ、ズボンの後ろポケットに財布を入れないなど基本的な対策を取れば確率は低いはずです。僕の場合だと5年間住んでてお祭りの時に1回スリに遭遇したぐらいです。

Q3. 生活費はどのくらいかかる?

生活費については、ネット上で色々書いている方がいるかと思いますが、だいたい目安として短期の場合は住居費が15000PHPくらいを見るのがいいかと思います。それで日本で言う1Kのコンドミニアムが借りられます。調べたところだと、AirBnBなどを使うよりも、こうしたコンドミニアムの方が割安かと思います。調べるときは”Cebu Condo for rent”などと検索するとたくさんサイトが見つかると思います。
例えば、最近人気が出ているのはRentPadというサイトがあります。
または、ゲストハウスなどに泊まるもいいかと思います。ゲストハウスに泊まる人で面白い人とも出会える可能性は高いし例えば、セブにあるキャラバンというゲストハウスだと1日の宿泊費がシングルの場合4週間以上の滞在で1日580PHPということのようです。キャラバンは、ITパークから徒歩数分のところにあるため、上述のコワーキングスペースThe Tideにも毎日徒歩7分程度で行けてしまいます。
食費については、何を食べるかにもよるし、外食多めなら1日600PHPくらいが目安でしょうか。これはフィリピン料理が好きな人や自炊をする人であれば大幅に抑えることが出来ます。
その他、土日にアクティビティをするとか雑費を考えると、合計で5万PHPぐらいを見るのがいいかと思います。(日本円で11.5万円程度)
また、メイドさんを雇うのもおすすめです。大体コンドミニアムに住んでいるとコンドミニアム専任のメイドさんがいることも多くて、例えば1回2時間で150PHP(350円程度)で掃除をしてくれます。
 

Q4. 食事は?

食事は、個人的な意見としてはタイやマレーシアなど他の東南アジアの国と比べると、あまり好きじゃないという感想を持つ方が多いと思います。僕の場合は、来てから1週間ぐらいは頑張って食べてましたが、それからは基本的に自炊するか、フィリピン料理以外のレストランで食べています。個人的には、豚肉や鶏肉のバーベキュー、マグロのバーベキューなどは結構美味しいと思います。また、酸っぱい系のものが好きな人だとフィリピン料理が好きな方も多いので人それぞれかと思います。その他、フィリピンのデザートはスペインの影響を受けてて結構イケると思います。
 
外国人向けのレストランについてですが、これは率直に言ってレベル高いと思います。
例えば、写真はアヤラというモールのとんかつ屋さんで撮ったものです。だいたい値段が700円程度でしょうか。日本人が今ものすごく増えていることもあり、とんかつに限らずラーメン屋に、モツ鍋屋など日本食は充実しています。
その他、韓国料理、トルコ料理、インド料理、タイ料理、ベトナム料理、イタリアン、スペイン料理など多国籍の料理も食べられます。
東京で美味しいレストランしか行かないみたいな人だったら別ですが、ほとんどの人は不満を持たないと思います。
また最近はタイや台湾にある夜市のような場所もいくつかオープンしてきていて、そこでは美味しい屋台料理も食べられます。

Q5. 日本人コミュニティは?

日本人コミュニティは、フィリピンは日本から直行便もあるし、今セブ島留学も盛り上がっているので、世界でも大きい方ではないかと思います。いる人達は、ノマドというよりも長期に住んでいて旅行会社などを経営しているという人や、語学学校関係者、留学生などです。日本人以外でもまだデジタルノマド的な外国人は少ないので、デジタルノマド的な人たちとたくさん会いたいという場合はちょっと違うな、と感じる方もいるかもしれません。ここは求めているもの次第かと思います。

Q6. ナイトライフは?

フィリピン人はスペインによる統治が長かったこともあり、ラテン気質です。よってパーティはどこもかなり盛り上がります。日本人が定期的にムーベンピックホテルというホテルでビーチパーティを開いたりしています。

クラブ情報については、このブログ記事に詳しいので好きな方は是非御覧ください。
【2017年最新】セブ島の人気クラブまとめ!夜遊びならここで決まり!

Q7. 休日の過ごし方は?

セブ島は、1ヶ月では回れないくらい楽しめることが色々あります。というより、セブ島にあえてノマドに来るならその理由はアクティビティにあると言えるでしょう。
例えばマクタン島でダイビングのライセンスを取るのもいいし、南の方のオスロブでジンベイザメ(上の画像)と一緒に泳ぐのもいいでしょう。北の方にはマラパスクアや、バンタヤンという超絶きれいなのに全然観光客で埋まってない島もあります。タイの島のあの混雑具合は嫌いだという人はきっと好きになるはずです。またセブ島中部にはダイバーの聖地と呼ばれるモアルボアルがあり、イワシトルネードを楽しめます。その他にも、ボホール島では世界最小の猿ターシャを見たり、世界7不思議に選ばれたチョコレートヒルズも見られます。
また、デザインや写真、ダンスなど、よく聞く英語だけでなく様々なことをマンツーマンで日本よりも格段に安く教えてもらえる機会もあり、先日は動画の編集方法を1時間400円程度で習っているという方にお会いしました。

Q8. 英語は通じる?

フィリピンは英語が公用語で国民のほとんどが英語を話せます。そのためタイや台湾、ベトナムなどに行くのに比べて日常生活において英語で苦労するということは少ないと思います。むしろ英語圏に比べるとゆっくり話していて聞き取りやすいです。

Q9. フィリピンの文化や人はどういうもの?

フィリピンはナイトライフのところにも書きましたが、スペインによる統治が長かった影響かラテン気質です。フレンドリーに話しかけてくるし、楽観的なところがあります。積極的に絡んでいくととても楽しめるはずです。ただ、お金に少しだらだしない面もあるので貸し借りなどトラブルのもとになることは避けるようにしましょう。また”Filipino Time”と呼ばれているのですが、時間にはルーズなのでそこも予め考慮しておくのがいいでしょう。

長く接していると合う合わない出て来るかと思いますが、個人的には総じていい人たちが多い国だと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?フィリピンは世界でも最もGDP成長率の高い国で、しばらく住んでみると他の東南アジア国以上に成長してる姿が目にみえて面白いと思います。

特にセブ島は再開発も急ピッチで進んでおり、間もなく新しい空港も出来る予定です。
既に東南アジアノマドしているという方も、これからノマドに挑戦という方も是非セブに一度いらしてみてはいかがでしょうか?

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